調べ物にハマってしまいがちです。

こんにちは、kamaleです。

 

仕事や勉強で、未経験の分野を調べてまとめたり、次の仕事につなげないといけない。

 

そんなことってよくありませんか?

 

私事ですが、使ったことのない装置やソフトの使い方などの技術的なことから始まり、最新の学術研究や他業界の動向など、仕事に必要な調べ物が山程あります。

 

だけど、調べるだけでは成果にはならないので、なんとかして重要なところだけ押さえて、アウトプットにつなげることが求められます。私の場合は困ったことに、細かいところに注意を奪われて、夢中になって深堀りしてしまうのが悪い癖だったりします。

 

最近、読んだビジネス書で、フレームワークの重要性について指摘したものがあって参考になったので1冊紹介したいと思います。

 

仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?

仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?

 

 

仕事の速さという観点から、思考のフレームワークの重要性を説いています。調べ物をするときにあらかじめ考える範囲を決めてしまうことで、短時間でもれなく調べることが可能になる、という話です。

 

一度、調べ物を始めると、どんどん情報量が増えていってしまう。だけど、そのときに調べている殆どは枝葉末節であって、今必要なものではありません。こんな事態を避けるために、何をするかというと、はじめに必要十分な数の問い、論点を決めてしまうことです。これが、MECE(mutually exclusive and collectively exhaustive), つまり重複無く漏れなく、という考え方です。

 

情報のピラミッド構造や樹形図を意識すると簡単です。要は、浅い階層で5W1Hや、目的・手法・結論などの問いを用意して、それに答えることだけに集中することだと思います。こうすることで、浅い階層に論点の漏れがなければ、その下の階層でも致命的なミスは減らせるだろうという考えです。